「人の心が読める、なんてものは君が思っているほど良いものじゃない。僕は誰よりも自分に向けられた悪意や敵意を見てきた自信がある」

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聖アリストス学院高等学校の生徒会執行部副会長。学院一の模範生徒であり学院一の問題児。

表向きは品行方正な善良生徒であり、いつも結弦の周囲では他の女子生徒の黄色い声が飛び交っている。だが、その裏では生まれ持った美貌と得意の人心掌握によって数々の不正行為を行ってきた。
大抵のことは自分の思い通りになると思っており、実際そうなることが多い。というのも、結弦は相手の目を見るだけで相手が考えていることがなんとなくわかってしまうからだ。
唯一心が読めない相手である天艸真白に対しての興味がとても強く、相手を知りたいという好奇心は本人も知らない間に愛情へと変わりつつある。