「うるせぇ！テメェらにどんな事情があろうが人様に迷惑かけてドンパチしていい理由にはならねぇだろうが！」

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学園都市警察訓練学校地域科所属の3年生。地域科は入学してから1年間は必ず所属しなければいけない学科であり、2年生になると他の学科を選択するための試験を受けることができるようになるというもの。成績のいい生徒は主に警務科への移動を希望するのだが、翼は他の学科に行かずに地域科に所属し続けている。成績が悪いからかというと実は真逆で、全ての学科の試験に既に合格しており、ある程度の期間の実務もこなしている。しかし他の学科では実際に困っている人がいる現場から離れてしまうため性格に合わず、結局地域科に戻ってきたということらしい。

警察組織として一般生徒の模範となるよう規則には従うべきだと思ってはいるが、組織や自身を守るために誰かを犠牲にする口実として規則を口にする者に対しては心から軽蔑している。

鴎が連れてきた下級生を警ら班に入れることには反対しているが、これは自分たちの過激なスタイルを押し付けることによって他人を危険な目に晒したくないからなのだが、当の本人にはこのことを話そうとしない。

刑事科の慈華とはとても仲が悪い。