


◆概要
学校コード
生徒数
成績
所在地
都市運営管轄
05
約300人
平均300点 (6位)
日鷲学区
予備人員
特筆すべきところが何もない、ある意味一番平和な学校。あえて一つ挙げるとすれば、学園都市内での学力テストで断トツの最下位だったことだろうか。つまり、ちょっとおバカな高校である。学力だけでなく戦闘訓練もまともに受けている生徒は少ない。学校運営の主軸となる生徒会でさえ、いじめられっ子、ネットアイドル、ゲーマー、不思議ちゃん、ドジっ子というメンツ。聞けば皆クラスメイトに半ば押し付けられて生徒会に入ったらしく、モチベーションは地の底。明日はどっちだ日鷲高校。
◆制服

制服は夏はセーラー、冬はブレザーと二度美味しいセーラーブレザータイプ。襟やスカートの裾、スカーフにイメージカラーであるオレンジ色が使われている。
ジャージは高校というよりは中学校指定のジャージにようなデザイン。オーバーサイズのものを着ている子が多い。
学校指定のローファーは黒艶でサドルに飾り気の無いシンプルなタイプ。ソックスは指定なし。
カバンも指定は無く、スクールバッグやリュックなど生徒によってさまざま。
◆装備の傾向

学校側で装備品の規制などが無いため、生徒ごとにバラバラである。基本的には見た目のかわいさや、本来の用途とは違った目的で所持している生徒がほとんど。
◆学科
・普通科
日鷲高校に設置されている学科は普通科のみ。

◆生徒組織
・学校運営部
・こるりんファンクラブ(同好会)
◆運営体制
学校運営部によって運営、管理が行われている。夜見坂学園都市では学業の成績や学園都市運営の貢献度によって運営予算が決められているため、どちらも不十分である日鷲高校は運営の継続で精一杯であり、校舎内の老朽化した箇所の修繕などに手が回らない状況である。

◆概要
学校コード
生徒数
成績
所在地
都市運営管轄
01
約630人
平均600点 (2位)
港区
治安維持
事件捜査
処罰執行
学園都市内の治安維持を担当する学校。正義感が強い生徒が多く、積極的に学園都市内の規則違反者を取り締まっている。 その正義感の強さ故に、方向性の違いにより学科同士の仲はかなり険悪であり、自分が所属している学科以外の生徒に対して極端に辛辣な態度を取る者もいる。
生徒たちは学校での座学や訓練、そして学園都市警察としての業務を交代制で行っている。授業時間を業務に充てている分学校にいる時間が少なく、基本的には通信制学校のような大量の課題による学習が主であるようだ。 平和な日に交番を覗いてみると、大量のプリントに囲まれて唸っている生徒を見ることができる。
◆制服

日本警察モチーフのブレザータイプの制服。学科にもよるが、基本この上にソフトボディアーマーを着る。学園都市で縫製されている制服は枉津工科高校の謎技術の一つである特殊炭素繊維が編み込まれており、規制内の非殺傷弾薬であればまず貫通はしないように作られているため、機動性を重視して敢えてアーマーを着用しない子もいる。ベルトには拳銃、マガジンポーチ、無線機、ライト、手錠などを装備。
冬季用の防寒着であるポリスジャンパーや、雨天時に着る雨合羽も専用品が用意されている。
学科毎に違う色のピンバッジを胸元か肩のワッペンの下のループ部に付ける。
◆装備の傾向

実用性や隠匿性が重視される傾向にあるが、特定の銃や装備品に強いこだわりを持っている生徒も少なくない。基本的には学園都市公安委員会と生徒総会の双方から認可が下りれば勤務中の携行が許可されることになっているため、必要以上の殺傷力がある銃を持つことはできない。
弾薬は.380ACP、9mm Luger、.45ACP、12GAに関しては学校から支給されるが、それ以外の弾薬は生徒が各自用意しなければならない。特にこだわりがない生徒は大抵.380ACPか9mm Lugerを使用する銃を選ぶようだ。
なお、弾薬は全て学園都市規則に則ったゴム弾頭減装弾またはビーンバッグ弾である。
◆学科
・地域科
学園都市警察訓練学校に入学した生徒がまず最初に所属する学科。学園都市の各所に設置されている交番での勤務が主な業務。
入学から1年が経ち、進級すると他の学科への移動試験を受けることができるようになる。
地域科の中でも腕の立つ生徒が所属しているのが『機動警ら班』。交番での勤務の他、パトカーや白バイでの巡回業務や、急を要する場合の緊急出動など、その業務は多岐にわたる。冴木翼、梶原鴎、鴉間渚が機動警ら班に所属。
刑事科とは特に仲が悪い。
・刑事科
刑事科は強行犯罪捜査部(捜査第一班)、知能犯罪捜査部(捜査第二班)、窃盗犯罪捜査部(捜査第三班)、組織犯罪対策部(捜査第四班)、鑑識班の5つの部署に分かれている。
地域科と比べれば業務量は減るが、その分危険な目に遭うことも少なくないため、よほど正義感が強い生徒でもない限りはこの学科に移動することを避ける傾向にある。伏見慈華、田井中弥が組織犯罪対策部(捜査第四班)に所属。
地域科とは特に仲が悪い。

・警務科
他の学科と違い、現場に出ることのない学科。主な業務内容は書類整理や通報対応、支給品の補充などの裏方作業である。志望生徒が一番多い学科であり、実際に移動できるのは学科試験でほぼ満点を取った一部の優秀な生徒のみである。生徒同士の距離が近く、上下関係がはっきりしているためか、人間関係に難儀している生徒が多いらしい。

・警備科
生徒総会本部に常駐し、周辺警備や要人警護等を行う学科。学園都市の統治機構である生徒総会はその方針に同調できない生徒組織から攻撃を受ける可能性があるため、生徒会メンバー、特に足が不自由な生徒総会会長には厳重な警護体制が布かれる。が、実際はそのような大規模な襲撃が起きた事例は過去に一度しかなく、基本的には暇を持て余している。
先述した過去の生徒組織からの攻撃の際に警備科の一部生徒による不祥事が発覚したため、以前と比べて規模が縮小され、現在は生徒総会直属の組織である学徒自警団と相互監視を行いつつ業務を行っている。なお学徒自警団とは大変仲が悪い。
◆生徒組織
・機動警ら班
・強行犯罪捜査部(捜査第一班)
・知能犯罪捜査部(捜査第二班)
・窃盗犯罪捜査部(捜査第三班)
・組織犯罪対策部(捜査第四班)
・鑑識班
・治安警備班(機動隊)
・学園都市公安委員会
・サイバー犯罪対策班
◆運営体制
学園都市公安委員会と生徒総会によって運営、管理が行われている。学園都市公安委員会とは各学科を統括管理している生徒組織であり、主に各学科の代表生徒と卒業済みの監督生が所属している。運営に生徒総会が関わっているのは、学園都市全域の治安維持を生徒総会から委託されたことで現在の形になったという経緯があるからだとか。学校運営予算とは別に、生徒総会から委託金が支払われているため、財源には困っていない。

◆概要
学校コード
生徒数
成績
所在地
都市運営管轄
02
約1200人
平均550点 (3位)
北末原区
医療全般
衛生管理
救急搬送
学園都市の医療関係を担当する学校。規則により一部の生徒を除いて戦闘訓練の授業が禁止されている代わりに、所属する生徒に対しての一切の攻撃的行為が禁止されている。
病院での勤務だけでなく、各学校を訪問しての健康診断や衛生管理なども行っているようだ。
唯一戦闘訓練を受けることが特例で許可されているのは救急医療部門の一部生徒、通称”現場救護班”と呼ばれる少数部隊に所属する生徒たちである。彼女たちは学園都市内の生徒の中でも指折りのエキスパートであり、戦闘が起きている現場に赴き、怪我人の応急手当や救急搬送をするのが役目である。
◆制服

制服は所謂クラシックナース服がモチーフ。ワンピース型の制服の上にエプロンを着用する。
学園都市ではその可愛らしさが生徒の間で好評。医療従事者を保護する規則があるため、この制服を着ることができるのは実際にこの学校に所属している生徒のみであることも人気の一つなのかもしれない。勝手にこの制服を着て出歩こうものならバレた途端に地獄の補習室行きである。
◆装備の傾向

本来であれば本校の生徒は武力を持ってはならないという規則がある中で、現場救護班に所属する生徒だけは特例として一部の銃の使用が認可されている。必要以上の脅威を持つことを避けるため、"フルオートで撃つことができない銃であること"、"隠し持つことができない程度の全長があること"、"視認性の良い塗装を施した銃であること"、"拳銃の弾薬は22口径以下であること"など数々の厳しい規制が布かれている。
現場救護班の生徒たちは、上記の規制をクリアしつつ携行が楽なポリマー製の銃を選ぶ傾向があるようだ。
なお、拳銃は統一されており、使用する弾薬は一応規制内の.22 magnum弾である。
◆学科
・診療科
主な業務は怪我人や病人の診察、治療など。総合内科部門、総合外科部門、総合精神科部門、リハビリテーション部門、救急診療部門の5部門に分かれており、主に医者志望の生徒たちが所属している。
現場救護班はこの中の救急診療部門に所属しており、メンバーほぼ全員が医者の卵とも言える。彼女らは出動の際に使用する車両を救急車ではなくドクターカーと呼称しているが、おそらくこれは自身らが医者でもあるという事を自戒するためなのだろう。
ちなみに、鍵村暁奈は元総合外科部門、及川詩織は元総合内科部門、貴栄田いずみは元総合精神科部門、七星ナナは元看護部門である。



・看護科
診療科に属する生徒の補助が主な業務である。看護科は看護部門のみで構成される学科であり、所属生徒が最も多い。
浅木萌は看護部門でありながら現場救護班に仮所属している。
・薬剤科
調剤部門のみで構成される学科。主に薬剤師志望の生徒が所属している。
・事務科
医療クラーク部門と医療事務部門の2部門で構成される学科。医療事務部門は学校全体を取り仕切る役割を担っており、校長(院長)等の一部の教師もここに所属している。学園都市においては生徒組織に大人が所属している稀有な例。これは人命を預かる医療現場における責任の重さによるものである。
◆生徒組織
・救急診療部門現場救護班
・医療事務部門
◆運営体制
医療事務部門と生徒総会によって運営、管理が行われている。学園都市において大人は生徒の監督をするのみであり、運営活動に関わってはならないという鉄則がある中で、唯一学校運営に大人が関わっている組織となっている。
また、学園都市警察訓練学校同様、創設時に生徒総会より学園都市全体における医療業務を委託されており、学校運営予算とは別に委託金が支払われている。生徒総会とは良好な関係を気付いている模様。

◆概要
学校コード
生徒数
成績
所在地
都市運営管轄
03
約10000人(小中等部含む)
平均500点 (4位)
雨ケ崎区
財務管理
学園都市で一番敷地が広いエスカレーター式キリスト系お嬢様学校。閉鎖的な学校であり、部外者が敷地内に出入りするためには厳格な審査を必要とする。広大な敷地内はルネサンス様式の建物が多く、学園都市でよくみられるようなオートメーション技術は景観維持のために導入されていない。この学校を説明する上で特筆すべきは2点。生徒会革命と呼ばれる生徒同士の衝突、そして生徒階級の存在だろう。
生徒会革命とは聖アリストス学院の伝統的な行事であり、学校を運営する組織は勝負事で決めるというものである。元々は平和的な方法で行われていたが、銃社会となった現在では文字通りの"戦争"で決着を付けるのが定例となっていた。もちろん学園都市規則に則った非殺傷兵器を用いる。
そしてもう一つの特色として、生徒に階級が存在する。下級生徒と呼ばれる学費を免除された生徒は、その学費を肩代わりしている上級生徒の命令に従うというルールがある。下級生徒の中でも生徒会執行部に服従する"生徒会奉仕部"は、奉仕を行うだけでなく主人を守る戦闘部隊でもある。
◆制服

制服はボレロタイプ。スカートはボックススカート。モノトーンを基調としたカラーリングからはどことなく気品を感じる。お嬢様学校ということもあり、生地には最高品質の防弾繊維が使用されている。
現行の制服は黒色だが、生徒会革命の際には敵対する側の生徒はカラーリングが反転した白い制服を着用する。勝利すれば全生徒がその制服を着ることとなる。
下級生徒の制服はスカートの丈が足首ほどまで長くなっており、奉仕活動の際はエプロンを着用することでメイド服のような風貌となる。
◆装備の傾向

生徒の階級によって装備の傾向は大きく異なる。上級生徒は装備に制限が無く高級な銃や希少な銃を好んで所持しているが、下級生徒には厳しい制限が布かれており、主に学校で所有している古式銃を使用しなければならない。生徒会奉仕部の一部の生徒は特殊な銃を所持しているが、これはあくまでも生徒会執行部の上級生徒が所有しているものを一時的に"貸与している"に過ぎない。
◆学科
・普通科(上級生徒)
上級生徒が所属する普通科は一般科目に加え、経済学、マナー教育等の特殊科目が必修として組み込まれており、将来優秀なリーダーとなれるよう教育される。一般科目は下級生徒と同室で授業が行われるが、特殊科目は個別で行われる。この学科で授業を受けるためには高額な学費が必要であり、支払えなくなった者は強制的に下級生徒向けの学科に移動させられる。この高額な学費は広大な敷地の維持管理費用に充てられるだけでなく、下級生徒の学費を肩代わりしているという側面もある。そのため、下級生徒は学費を肩代わりしてもらう代わりに上級生徒に従うというルールが生まれた。


・普通科(下級生徒)
上級生徒がリーダーを育てるためのものであるのに対し、下級生徒に行われる教育は"リーダーに従う優秀な部下"を育てるためのものである。一般科目は上級生徒と同じだがそれ以外にも、護身術、車の運転、家事、建物の補修、美味しい紅茶の淹れ方に至るまで徹底的に叩き込まれることとなる。前述した通り、学費は上級生徒に肩代わりしてもらっているため無料だが、その代わりとして上級生徒には決して逆らうことができない。学園都市一の生徒数を誇る聖アリストス学院だが、それはこの学費制度のためであり、ほとんどの生徒がこの下級生徒向けの普通科に所属している。下級生徒として入学してきた生徒はそのほとんどが経済的な理由で通常の高等学校に行くことができなかった生徒であり、素行の悪い生徒も多いが、大抵はスパルタ指導によって最初の1年で矯正される。なお、最上位の成績と高額な学費を支払うことで上級生徒向けの学科に移動することもできるが、普通に考えれば到底現実的とは言えない。

◆生徒組織
・生徒会執行部
・生徒会奉仕部
・新生徒会(未承認)
◆運営体制
上位生徒のみが所属する生徒会執行部によって運営が行われており、運営費は主に上級生徒の高額な学費で賄われている。
その代わり、敷地内のあらゆる施設の運営、管理、補修まで全て下級生徒が行っている。

◆概要
学校コード
生徒数
成績
所在地
都市運営管轄
06
約620人
平均700点 (1位)
南末原学区
生徒総会運営
総指揮
白を基調とし、ガラスを多用した近未来的な八角形の校舎を持つ学校。生徒総会の会長が所属。射撃競技等のスポーツに重きを置く校風で、敷地内には屋内射撃場等の設備が充実している。この学校が建てられた南末原区は自然が多く残った地域であり、校舎は山間部に建てられている。通学にはバスを必要とするなど不便な立地ではあるが、防衛力という点で言えばとても優れていると言える。通学が面倒という事もあり、大半の生徒は校舎に併設された生徒寮に住んでいるようだ。
◆制服

ベージュのブレザーにオリーブグリーンのリボンとスカート、そして黒いブラウスと、落ち着いたカラーリングが特徴的な制服。それに対し運動服は赤を基調とした活発な印象のデザインとなっている。
◆装備の傾向

射撃競技の強豪校という事もあり、レースガンや上下二連散弾銃等のスポーツシューティング用の銃を所持している生徒が多い。他にもポリマーを多用した銃を好む傾向がある。
◆学科
・普通科
南末原高等学校に設置されている学科は普通科のみ。
◆生徒組織
・運営委員会
・学徒自警団
◆運営体制
運営委員会によって学校の運営管理が行われている。この運営委員会のトップが生徒総会の会長でもあるため、学園都市内での発言力も大きい。この運営委員会、そして生徒総会に所属する生徒の身辺警護を行うために設立されたのが学徒自警団である。

◆概要
学校コード
生徒数
成績
所在地
都市運営管轄
04
約1500人
平均400点 (5位)
枉津学区
研究・開発・製造
インフラ整備
学園都市の研究・開発・製造を担当する工科学校。学園都市内でよく見かける無人の車や電車、警備ドローン、医療ロボットなどは全て枉津工科高等学校が他高校と連携して開発したもの。このオートメーション技術によって人員不足は解消され、今では6学校のみで広大な学園都市の運営が可能となっている。
ただし厄介なことに、この技術は枉津工科高等学校が独占している。今や同学校の技術が無ければもはや学園都市運営は不可能であるというところまで来てしまっているため、学警や生徒総会でさえも逆らうことのできない巨大な権力の塊となった。そしてその権力は、学校内での生徒組織の吸収合併により、たった一人の生徒に集約されている。
◆制服

ツートーンカラーのセーラー服。襟や袖口には枉津工科高等学校のトレードマークとなっている3本線が引かれている。ちなみにこの3本線は「研究・開発・製造」を意味する。防弾繊維の開発元であるため、もちろん最高品質である。運動着は臙脂色のジャージ、下はブルマ。
◆装備の傾向

枉津工科高等学校の大きな権力によって学警による取り締まりが難しくなっているため、規則に違反している銃や、未登録の銃を所持している生徒が多い。中には品質が不安定なものや、巨大な対物ライフルを所持している生徒もいるようだ。一体何に使うつもりなのか。
◆学科
・工業科
商業部、工業部、自動車部、鉄道部の4部門からなる学科。
工業科商業部の生徒、尼崎紫音は元々仲の悪かった各学科の生徒を仲裁して回り、その知識と技術をまとめ上げ、高度なオートメーション技術を誕生させた。現在ではほぼ全ての生徒から崇められる存在であり、後に全ての学科と生徒組織を一つに集約し巨大な生徒組織を作り上げた。ごく一部だが権力の集約に反発する生徒もいるようだ。

・機械科
開発製造部のみ。機械科開発製造部は機械部品の設計等を行っている。部品の製造等は工業科工業部に委託。
・電気科
電気工学部、ロボット工学部の2部門からなる学科。電気科ロボット工学部はオートメーション技術の基礎を作り上げた神田橋メイが所属する学科であり、枉津工科高等学校が保有する高度な技術の要となっている。現在はオートメーション技術の電子部品周りの設計を電気工学部、コンピューターの設計をロボット工学部が行っている。

・建築科
建築部、土木建築部、建築デザイン部の3部門からなる学科。土木建築部の一部生徒は尼崎紫音が行った生徒組織の吸収合併に非協力的であり、現在でも頑なに合併を拒んでいる。


・服飾科
裁縫部、服飾デザイン部の2部門からなる学科。服飾科裁縫部は他の学科との協力によって各学校の制服にも用いられている防弾繊維を開発した学科。その功績は学科間の仲裁と合併が無ければ実現しなかったという事もあり、尼崎紫音を崇拝している生徒が多い。
◆生徒組織
・尼崎自動機械工業
・MR学園都市鉄道
・夜見坂紅蓮隊
・六道組
◆運営体制
元々は工業科商業部が全ての学科を取り仕切り学校運営を行っていたが、現在は尼崎紫音による生徒組織の吸収合併により尼崎自動機械工業という大きな組織となり、学校全体で運営管理が行われている。運営費は全て同学校で開発製造された商品の売り上げによって賄われている。